▼ デザインモック(TokaPro制作・提案用)|歴史記述・頭数等の事実関係は松橋農場様と要確認 ▼
江戸より続く、いのちの系譜 日本最古の蔓牛

THE OLDEST WAGYU BLOODLINE

二百年、
途切れなかったがある。

日本最古の和牛竹の谷蔓牛TAKENOTANI TSURUGYU

SCROLL

江戸の頃。
岡山の山あいの、竹の谷という小さな谷で、
ひとりの牛飼いが決めたことがある。

いちばん良い牛の血を、
絶やさず、次の代へ。

「蔓(つる)」と呼ばれたその系譜は、
戦争の時代も、飽食の時代も、
静かに、確かに、受け継がれてきた。

効率が求められた時代。
霜降りだけが評価された時代。
それでも竹の谷の牛は、
牛らしく生き、和牛の源流であり続けた。

■ 松橋農場の黒毛和牛(写真は現行サイトより仮使用)

WHAT IS TSURUGYU?

「蔓牛」とは、
血統に込めた約束のこと。

蔓牛(つるぎゅう)とは、優れた資質を代々受け継ぐよう大切に育まれてきた和牛の系統のこと。なかでも岡山県新見市・竹の谷で江戸時代後期に生まれた「竹の谷蔓牛」は、現存する日本最古の蔓牛といわれ、黒毛和牛の源流のひとつとされています。飼育頭数はごくわずか。数字の上では「希少」のひと言ですが、その本当の価値は、二百年ものあいだ人から人へ、牛から牛へ、途切れずに手渡されてきた「約束」そのものにあります。

EDO — 江戸時代後期

岡山・竹の谷で系譜が生まれる

山あいの谷で、優れた牛の血を守り継ぐ「蔓」づくりが始まる。日本最古の蔓牛の誕生。

MEIJI 〜 SHOWA

黒毛和牛の源流として

近代和牛の改良が進むなか、竹の谷の血は和牛の礎のひとつとなる。一方で、その純粋な系統は少しずつ数を減らしていく。

2022 — 岡山県新見市 神郷釜村

手書きの血統書との出会い

竹の谷蔓牛を守り続けてきた生産者・平田五美さんを訪ねる。手書きで書き継がれた血統書には、途切れることのなかった系譜が確かに記されていた。

2023 — 岡山から更別へ

血統は、北の大地へ

純系の雄「井武輝(いぶき)」が岡山から更別へ。平田さんは約40年ぶりに上京し、竹の谷蔓牛活性化協議会の仲間とともに、国の指定牛を目指す陳情にも立った。血統を未来に残す挑戦が続いている。

NOW — 十勝・更別

純系黒毛和牛の赤身肉で、世界一へ

霜降りだけがごちそうじゃない。松橋農場はこの系譜を十勝の風土で育て、本来の和牛が持つ赤身の美味しさで、世界一の国産黒毛和牛に挑みます。

松橋農場の子牛
■ 生まれたばかりの子牛。この一頭にも、二百年の系譜が流れている。

OUR ROLE

私たちは「所有者」ではなく、
「中継ぎ」だと思っています。

二百年つづいた命の前では、一軒の農家の時間はほんのひと区間です。私たちの仕事は、この血統を自分の代で立派に育て、次の走者へきちんと手渡すこと。2012年、サンタクロースの衣装で始めた飛び込み営業から、松橋和牛は帝国ホテルの料理長や国内外のシェフたちに愛され、香港・シンガポール・北米の食卓へ渡ってきました。世界一を目指すのは、このバトンの価値を、世界中に知ってもらうためです。

絶やさない。
それが、いちばんの贅沢だから。

竹の谷蔓牛は、たくさんは育てられません。早くも育ちません。それでも私たちがこの牛を選ぶのは、子どもたちの世代に「本物の和牛」を残したいからです。この牛を知ること、味わうこと、応援すること。そのすべてが、二百年の物語の続きになります。

株式会社松橋農場 代表取締役松橋 泰尋